兵庫運河の自然を再生するプロジェクト

About

「兵庫運河の自然を再生するプロジェクト」は、2013年に兵庫運河で環境保護などの活動に取り組む5つの団体が参画してつくったプロジェクトです。
豊かな里海を未来に残していくために、アサリの放流やアマモなど海藻類が生える藻場の整備、環境学習などに取り組んでいます。

2022年には、西日本初となるブルーカーボン・オフセット・クレジット認証を受けるなど、持続的な環境保護活動の実現に向けた先駆的な取り組みを国土交通省や兵庫県、神戸市、地域住民の方と連携しながら実施しています。

さらに、2024年には「第1回全国海の再生・ブルーインフラ賞」も受賞し、当団体が実践している環境保護活動について高く評価していただいています。

地域の方を含め、協力していただける方を募集しているので、ぜひお気軽にお問合せください。

構成団体一覧

兵庫漁業協同組合

1901年に結成された日本有数の歴史ある漁業組合です。兵庫運河周辺を拠点としており、地下鉄海岸線の「御崎公園駅」やヴィッセル神戸のホームグラウンドに近い場所で日々漁業を営んでいます。直売イベントなども随時開催しているので、ぜひお越しください。

兵庫運河を美しくする会

産業用運河として使用されていた昭和40年ごろ、運河の環境汚染はピークを迎え、水の中から泡のようなものが湧き上がり、運河が異臭を放っている状態でした。そこで、木材会社を中心に1971年に兵庫運河を美しくする会が設立され、環境保全の取り組みを神戸市や運河周辺の企業、地域住民が協働し実践しています。

兵庫運河真珠貝プロジェクト

2007年に発足し、兵庫運河を舞台に親子であこや貝を育成することを通じ、環境教育に取り組むプロジェクト。ゴミ拾いやあこや貝の養殖を通じた水環境の改善、育てた貝から取り出した真珠でアクセサリー作りまでをおこなっています。

兵庫・水辺ネットワーク

水辺環境に関する専門家や市民団体で構成するネットワーク。兵庫運河での活動をともに盛り上げてくださっています。

浜山小学校

当プロジェクトが環境学習を実践している地域の小学校。こどもたちが積極的に活動へ参加できる環境を整えています。